鉄道博物館はホテルから20マイルくらい南にあり、アメリカにしては珍しく途中一部が有料道路になっていて1ドル25セント取られた。土曜日にも関わらず、人は20人くらい来ているだけでかなり空いていた。1人6ドルのところ、AAAの割引で2人で6ドルになった。安い。
たかが6ドルの博物館ということであまり期待していなかったのだが、結構展示物はいい内容だった。修理工場みたいな建物に4本の線路がひいてあり、右からEMDのディーゼル機関車に50年代くらいのアルミの客車2両、記念物のプレートが付いた蒸気機関車に戦前と思われるヘビーウェイト客車2両、この博物館の目玉である大統領専用客車に米陸軍の病院車と荷物車、カリフォルニアゼファーの展望車を先頭にしたアルミのストリームライナーの編成、が主な展示。さらに前方には修復中の車両がいくつかあったのと、鉄道模型とビンテージ消防車の展示があった。よかったのはほとんどの車両に入って、触ったり座ってみたりすることができたことで、特にカリフォルニアゼファーの編成は個室寝台車3両、食堂車に展望車という往年の大陸横断特急の編成で、座席車の展望車に加え、2人用、1人用、ファミリーベッドルームなどのバラエティ豊かな個室寝台を体験できるようになっている。写真でもあまり見たことがないのでこれはいい展示だと思った。目玉展示の大統領専用車だけは中に入れないが、デッキまでは乗ることができた。
博物館を1時間半くらいかけて見学し、その後マイアミビーチに向かった。ノースビーチのモールでアイスクリームを食べてから、サウスビーチのガレージに車を止めてビーチを見てきた。ビーチは夕方で波が高かったが、結構空いていて十分遊べそうだった。結構多くの人が町の中を水着で歩いていたので、ホテルで着替えていって駐車場からビーチまで水着のまま歩いても大丈夫そうだし、シャワーもあった。明日本格的に準備をして来ようと思う。
ビーチを見たあと、ポヨトロピカーナというキューバー系のファーストフード(タコベルのキューバ版みたいなものか)で夕食にした。イエローライスにチキンのチョップが乗ったやつにしたがちょっと量が少なかった。ひろこの食べたクオーターチキンのプレートはとても量が多かったのでちょっともらっていいくらいになった。