2008/08/28

[旅行] パリ 1日目

昨日から1週間休暇、今回はI94の期限が切れてしまうので北米以外に出国しないといけないという事情があり、パリに行くことにした。

まずは27日の昼過ぎ12:40発のNW342便でサンフランシスコからデトロイトまで行き、NW50便に乗り換えてパリまで来た。BARTが時刻表通りに運行していなかった以外はすべて順調で、昼には空港で買ったサンドイッチを食べ、夜と朝は国際線だから出たし、映画も見たかったけど見逃したインディジョーンズが見れた。ただ本を読んだり映画を見ていたりしたので2時間しか寝られなかった。

パリには大体予定通り、11時過ぎに到着し、入国を済ませて荷物を受け取ってから、RERで市内まで行った。インターネットで日本人の書いている情報を見るとRERは治安が悪くてタクシーで行ったほうがよいと言われていたりもするが、普通のフランス人(かどうかはわからないが地元っぽい人々)が乗っており、サンフランシスコの公共交通と比較して特に危険そうだとは思われなかった。浮浪者がいっぱい乗っているMUNIと比べたらこっちのほうが安全そうだ。北駅から地下鉄に乗り換えるが、北駅では荷物を盗られたという人の話などを読んでいたのでどんなところかと思ったが、たいして危険そうではなかった。エレベータやエスカレーターがないので移動は大変だが、地下鉄にも22インチくらいの小型スーツケースを持って乗っている人が結構いる。東京を含め大都市はどこでも隙あれば盗むというという人はいるはずなので今回はまあ何も盗られたりせず運がよかったのかもしれないが、RERや地下鉄の治安はサンフランシスコやシカゴと比べて特にひどいとは思わなかった。まあ何か1つでも盗られたら「すごい治安悪い」と書いたと思うが。。。

ホテルはレピュブリック広場の前にあるホリディインで写真で見て想像していたよりずっとぼろかった。4階の部屋で部屋の一部が屋根の傾斜で狭くなっており、窓も小さい。リフォームしてからそれほど時間がたっていないような比較的モダンなインテリアだが、バスルームなどが小汚く、ランプが一部壊れているなどちょっとメンテが悪い感じがした。しかしパリのホテルは狭いと聞いていたがそれほどではないし、コーヒーメーカーはないけどパーコレーターは付いていてお茶やコーヒーが飲めるのはいいし、1泊USD170もしないのでまあこの程度ということだろう。


顔だけ洗ってからちょっとだけ観光することにし、エッフェル塔に行ってきた。M9で15分くらい、トロカデーロ駅から歩くことにした。シャイヨー宮を抜けてエッフェル塔が間近に見えたときには感動した。エッフェル塔はエレベーターで昇ると結構入場料が高いが徒歩なら2階まで4ユーロで行けるので徒歩で昇ることにした。徒歩ではSUDの入り口から入らなければならないのに最初OSTに並んでしまい時間を損した。SUDに並びなおして1時間くらいで入場でき、2階まで階段で行ったがむちゃくちゃ疲れた。だが景色はよく見えた。高いところから見るとパリはラディファンスやモンパルナスタワーを除けば低層の建物ばかりで古いスタイルの建物も多いことがよくわかった。





2階からまた歩いて降りて、その後シャンゼリゼに行った。Franklin&Marshallの店を探したのだけど、Google Mapに出ていた場所にはなかったのであきらめることにしたがちょっと散歩ができた。すしのテイクアウトがある店をのぞいてみたら20ユーロもしていた。3000円もするテイクアウトのすしってどういうものなのだろうか。


F&Mはあきらめて今度はSt.Jamesの店に行くことにしてマドレーヌまで地下鉄で行った。St.Jamesはすぐ見つかったが品揃えがぜんぜんで探していたウエッソンは44ユーロでやっぱり日本で買うよりは安いが探していた色がなかった。明日パリにもう1つあるショップに行ってみようと思う。

マドレーヌは(次の記事で書く)『陽はまた昇る』のジェイコブ・バーンズが通勤に利用していたルートなので小説に書いてあったようにCapucines通りを歩いてみた。途中で小説中にも出てきたCafe de la Paixがまだあるのを見つけた。『陽はまた昇る』なんて80年以上前の小説なのに結構登場する場所がそのまま残っているのはすごいことだ。

夕食はホテルの近くに戻ってLeonという店でムール貝を食べた。疲れたので9時にホテルに帰ってすぐ寝たら、3時半に起きてしまった。