2009/11/22

[旅行] 日本 4日目 岐阜

今日は岐阜で川端康成と岐阜についての講演を聴いて、それから時間があれば岐阜市の企画したウォーキングに参加、そのあと名古屋に行く予定だった。

高山線で9時40分岐阜着。講演は駅からすぐのじゅうろくプラザ。途中で駅前広場に新しく設置された黄金の信長像を見てきた。昔はもうちょっと活気はあったが汚い駅前だったが、今はずいぶんきれいに整備されて高層ビルが増えている。

講演は10時からで、参加者はほとんど老人だった。自分的には講演に興味があったよりも講演で配られる本が欲しかったのだが、川端康成と岐阜の関わりなどまったく事前知識のないことだったので講演を聴いてちょっと勉強になった。関わりといっても川端康成はたった3度岐阜に来ただけである。何で来たかというと東京で出会ったカフェの女給が岐阜の寺に養子としてもらわれてきたいたので、その女性に合いにきたのである。その女性とは婚約までしたが、結婚には至らなかった。その理由はあるのだが、公にはなっていないらしい。というのが話しの内容だったと思うのだが、講師の三木秀夫という先生は話に脱線が多い先生でこのような話をまとめてしたのではなくどうも余計な話ばかりしている中で康成に関した部分で聞いたことをまとめるとこうなるという感じだ。しかし後で思い出してまとめるとこう内容がまとめられるわけでうまく話すものだと感心してしまう。

講演は12時半までで、その後岐阜駅で食事。古美濃地鶏のひつまぶしを食べた(¥1000)。

午後はどうしようかと思ったが、散歩してもいいと思ってウォーキングに参加。加納口の神社から始まり、加納でもうひとつその女給が養子に来ていた寺、そのあとは駅北にまわって大岐阜ビル横の康成が泊まった旅館跡、柳ヶ瀬からずっと長良橋通りを歩いて、講演の三木先生が中心になって建立した文学碑を見て、長良橋の北まで行ってきた。開始時間すぐに歩き始めてずいぶん速く歩いたつもりだが、われわれよりも先に行っていた老人が何人もいたのはどういうことだろうか。競争ではないが負けた気がする。

長良橋からバスに乗って駅に戻り(¥200)、そこから名古屋に行こうと東海道線の快速に乗ったのだが、名古屋で行こうと思っていた店の地図を忘れてきたことに気づいて、また雨が降ってきたのでそのまま名古屋で降りずに引き返すことにした。名古屋からすぐに岐阜に戻り、高山線に乗って美濃太田まで、¥480。夕食は実家で、すきやきだった。