2009/06/07

木本正次 『黒部の太陽』

今月マンガは『おお振り』の1から3巻まで読んで結構進んだのに読書は相変わらず進まないな。

黒四ダムの建設、特にドラマの中心になっていた大町とダムサイトを結ぶ関電トンネル建設における破砕帯との戦いを描いた記録小説。香取慎吾のドラマを見て読んでみようと思ったのだが、ドラマとはだいぶ違う話だ。ドラマの方はこの小説の中からドラマ的に盛り上がる単一の筋のストーリーを取り出してうまくまとめたということがよくわかった。石原裕次郎の映画もぜひ見てみたかったのだが、WikipediaによればDVD化されていないようで残念。